延藤家は、備後府中に江戸時代から続く旧家。 福山藩の地域経済に深くかかわった豪商であり、領内の扶助組織である「義倉」の創設・運営にも大きく貢献した。 同家は5代重醇の時に大きく発展し、備後銀行や両備軽便鉄道などの設立に寄与した。 日記は手帳も含めると100冊を超える(「延藤家文書」広島県立文書館資料番号:199110-585ほか)。